遊びを「学び」へ、ゲームを「居場所」へ。放課後キャンパスクラブの新たな挑戦

私たち放課後キャンパスクラブでは、これまで放課後の居場所づくりとしてMinecraft(マインクラフト)を取り入れた活動を展開してきました。さらに昨年9月からは、東京コミュニティスクール(TCS)の放課後の時間をお借りし、教育版Minecraftを活用した「探究的な学び」と「遊び」を融合させる新しいプロジェクトを始動させました。

私たちは常々、Minecraftを「単なるゲーム」として片付けてしまうのはあまりにも惜しいと感じています。 以前、発達支援の現場に携わっていた際、自閉スペクトラム症など様々な特性を持つ子供たちが、Minecraftの世界では生き生きと交流する姿を目の当たりにしました。その経験から、Minecraftは子供たちにとって単なる娯楽ではなく、共通言語であり、互いをつなぐ「コミュニティの場」としての機能を果たしていると確信しています。 大人たちがSNSで繋がりを求めるのと同様に、子供たちにとってのMinecraftは、友達と時間を共有し、関係性を築くための大切なツールなのです。

活動時間は90分。まずは「遊びたい」という子供たちの純粋なエネルギーを大切にすることから始めています。放課後の解放感から、どうしても「サバイバルモードで自由に遊びたい!」という流れになりがちですが、私たちはその熱意を否定しません。 その上で、遊びの中に自然と「探究的な学び」への入り口を見つけられるような仕掛けづくりを試行錯誤しています。ただ遊ぶだけで終わらせず、Minecraftでの体験をきっかけに、子供たちが自分自身の新たな興味・関心に出会えるような機会を提供していきたいと考えています。

現在は、2026年の「Minecraftカップ」出場を大きな目標の一つに掲げています。子供たちともすでに共有しているこの目標に向かって、試行錯誤しながらも、より良い活動へと育てていく所存です。