放課後キャンパスクラブ|TCSアトリエ

かつて「ダイコンこども食堂」として、楽しい共食を通じて子どもたちの交流の場を広げてきました。

今、私たちはその活動をさらに発展させ、放課後の時間を《アトリエ》と称して、子どもたちが「これが好き!」に熱中できる空間を創り出そうとしています。

なぜ「DIR/フロアタイム × マインクラフト」なのか

DIR/フロアタイムは、子どもを「発達段階」「その子らしさ(感覚や得意・苦手)」「人との関係」という3つの視点から理解し、やり取りを重ねながら成長を支えるアプローチです。大人が子どもの興味に寄り添い、やり取りの輪を広げていくほど、社会性や思考力の土台が豊かに育っていきます。

マインクラフトは、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを無限に受け止めてくれる、デジタルの砂場のような世界です。そこでは、うまくいかなくても大丈夫。壊して、また新しいアイデアを試す経験そのものが、未来を生きる力となる「創造的試行錯誤力」を育みます。

この安心できる遊び場に、子どもの世界に寄り添う「フロアタイム」の関わり方を組み合わせることで、子どもの「好き」から始まる学びが、波紋のようにどこまでも豊かに広がっていきます。

学びのデザイン

  • 子ども主導の学びを支える個別サポート(共通ルールのもとで)
    クラブの基本ルールは全員で共有します(仲間を思いやろう・作品を大事にする・知恵を出し合おう)。
    そのうえで、役割や課題の難易度、操作のしかたは、発達段階と個性に合わせて設定・支援を調整します。

    大人は「先回りして答えを教える」のではなく、「隣で一緒に考える」立ち位置を守ります。
  • やり取りの循環(6ステップ)
      関心に気づく(例:まちで見た橋に興味を持つ)
      意見の往復(“なぜ?”“どうやる?”を交わす)
      目的の合意(役割分担と完成イメージの共有)
      試す・失敗する・やり直す(安全に失敗できる場)
      表現(ワールド内ツアーや発表で伝える)
      振り返り(工夫や次の挑戦を言葉にする)

    この往復が増えるほど、集中力や協働力、論理的思考が育ち、探究は自然と深まっていきます。
  • 発見のアンテナを広げる、リアルとの冒険
    日常のすべてが、子どもにとっては発見の宝庫です。散歩道で見つけたマンホールの模様、建物のユニークなデザイン。その「面白い!」の欠片をマインクラフトの世界に持ち帰り、自分だけの宝物として再現してみる。作る過程で生まれた「もっとこうしたい!」という想いが、さらなる改良へと繋がり、子どもの世界を豊かにします。

    そして、今度はものづくりの中から芽生えた好奇心を胸に、現実世界をもう一度見つめてみる。すると、昨日までとは違う景色が見えてくるはずです。

    この行き来が、机上の学びを現実につなぎ、探究の輪を広げ続けます。
  • 子ども主導の学びを支える個別サポート(共通ルールのもとで)
    クラブの基本ルールは全員で共有します(仲間を思いやろう・作品を大事にする・知恵を出し合おう)。そのうえで、役割や課題の難易度、操作のしかたは、発達段階と個性に合わせて設定・支援を調整します。

    大人は「先回りして答えを教える」のではなく、「隣で一緒に考える」立ち位置を守ります。
  • やり取りの循環(6ステップ)
      関心に気づく
    (例:まちで見た橋に興味を持つ)
      意見の往復
    (“なぜ?”“どうやる?”を交わす)
      目的の合意
    (役割分担と完成イメージの共有)
      試す・失敗する・やり直す
    (安全に失敗できる場)
      表現
    (ワールド内ツアーや発表で伝える)
      振り返り
    (工夫や次の挑戦を言葉にする)

    この往復が増えるほど、集中力や協働力、論理的思考が育ち、探究は自然と深まっていきます。
  • 発見のアンテナを広げる、リアルとの冒険
    日常のすべてが、子どもにとっては発見の宝庫です。散歩道で見つけたマンホールの模様、建物のユニークなデザイン。その「面白い!」の欠片をマインクラフトの世界に持ち帰り、自分だけの宝物として再現してみる。作る過程で生まれた「もっとこうしたい!」という想いが、さらなる改良へと繋がり、子どもの世界を豊かにします。

    そして、今度はものづくりの中から芽生えた好奇心を胸に、現実世界をもう一度見つめてみる。すると、昨日までとは違う景色が見えてくるはずです。

    この行き来が、机上の学びを現実につなぎ、探究の輪を広げ続けます。

育つ5つの力(本プログラムで大切にする土台)

  • 自己効力感:「自分でできた」という成功体験を重ね、自ら挑戦する意欲を育む力
  • 創造力:自由な発想で新しい形や仕組みを考え、実現する力
  • 対話と協働:異なる意見を受け入れながら話し合い、役割を分担して進める力
  • 論理的思考:目的から逆算して手順を立て、検証を通じて改善していく力
  • 探究心:興味を持って物事を面白がり、さらに深く知ろうとする姿勢
  • 自己効力感
    「自分でできた」という成功体験を重ね、自ら挑戦する意欲を育む力
  • 創造力
    自由な発想で新しい形や仕組みを考え、実現する力
  • 対話と協働
    異なる意見を受け入れながら話し合い、役割を分担して進める力
  • 論理的思考
    目的から逆算して手順を立て、検証を通じて改善していく力
  • 探究心
    興味を持って物事を面白がり、さらに深く知ろうとする姿勢

これらは、DIR/フロアタイムが大切にする「関係に根ざした学び」の中で、安心感に包まれながら自然と育っていく土台です。

大人の関わり(約束)

  • 指示役ではなく、いっしょに遊ぶパートナー
  • 子どもの合図(視線・ジェスチャー・つぶやき)を見逃さない
  • 叱る前に気持ちを言葉にして受け止める
  • 「こうしないで」より「こうしよう」と具体的に伝える
  • できた点をまず認め、次の一歩をいっしょに考える

これらはフロアタイムの基本姿勢であり、安心感が学びのスイッチになります

体験会のご案内(無料)

以下の日時で、TCS(東京コミュニティスクール)アートゾーンにて体験会を開催します。活動の雰囲気や学び方をご体感いただける機会です。お子さまが少しでも関心を示しているようでしたら、ぜひこの機会にご参加ください。

日時:9/19(金)・9/25(木) 16:30–18:00

定員:各回10名です。お申し込みは先着順となります。

お申し込みは下記より承ります。
体験会の申し込みフォームはこちら

活動について

スケジュール&料金

開催日:毎週木曜日 16:30~18:00
準備および片付けの時間を含みます

参加費:1回 3,850円(税込)
タブレット一式レンタル・アカウント料込み

TCSの予定や行事により、月の開催回数が異なります。
お支払いは月ごとにまとめて、前月の参加回数分を翌月15日までにご請求します
目安:月2回=7,700円、月3回=11,550円

クラブ活動の流れ(90分)

STEP

タイピング練習(10分):『TypingClub』と『KEY PALETTO』で正しい手の姿勢を身につけます

はじめてのキーボード キーパレット

STEP

導入(5分):今日のテーマを共有

STEP

制作(60分):個人または2グループに分かれてテーマに取り組みます

STEP

振り返り(15分):活動の最後に、Minecraft Educationの「カメラ」と「本と羽ペン」で学びを記録し、写真付きの振り返りレポートを作成して発表します。自分の言葉で気づきをまとめ、表現力と振り返りの力を育てます

成果の見える化(保護者への共有)

  • 制作過程のスクリーンショットや短いメモを時系列で保存
  • 「うまくいかなかった→工夫→改善」の流れを比較できる記録
  • 発表会のツアー動画・ふりかえりコメント
  • 月ごとのダイジェストを家庭へ共有(写真+一言)
    ※数字だけの評価ではなく、探究のプロセスを可視化します。

クラブ活動の予定カレンダー

よくある質問

ゲームで本当に学びになりますか?

“自由に試して考え直す→仲間と話して直す→伝える”という学びの循環が起きやすいのがマインクラフトです。国内の大会でも、創造性や協働に関する伸びを示す調査が公開されています。(第6回Minecraftカップ教育効果の測定)

うちの子は発表が苦手です。

発表の形は選べます(ツアー案内、説明文、看板や地図など)。「伝えたい気持ち」を形にする経験を、無理なく積み上げます。

パソコン操作が不安です。

役割を工夫します。設計のアイデア出しや記録係など、得意を活かす参加方法が必ずあります。

活動場所

参考情報